最高のアーキテクトになる

が、今後5年のテーマかなーと思いはじめた。

ここでいうアーキテクトは「ソフトウェアの誕生から運用を通したライフサイクル全体を通して良い感じにするためにあらゆる手を尽して準備する役割」くらいの意味で言っている。
「ひどい目に遭わないよう準備する」がソフトウェアエンジニア一般と色付けを変える・異なるところかなと思う。

近づくために自分が持っているスキルとあるべきスキルを比べて、ソフトウェアを描く力と組織を描く力は両輪であって、前者は既に自分が学んで研鑽するサイクルが確立されているしそれなりの成長曲線を描けていると思うけれど、後者はそうではないのでここが注力すべき分野だなと考えている。

コンウェイの法則などを挙げるまでもなく、ソフトウェアの構造とそれを作ったり運用する組織の構造は相互に影響を及ぼす関係にあることは言うまでもなくて、マイクロサービスがどうだ、DDDで分析だなんだというのも、ソフトウェアの世界でだけ考えても組織の世界の都合が追い付かなきゃだめでしょう、だから細かくわける路線もあるで・詳しい人に話を聞けていないなら聞きに行くのが一番やで、という話だと捉えている。
こういう思いはDDD勉強会に参加したり、前職でシニアエンジニアというマネジメント色のあるロールをやって『エンジニアリング組織論への招待』や『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』あたりを読みはじめてなんとなく抱きはじめた。最近『Design It!』を読んで確信に至った。

とはいっても「マネージャー」というポジションはしっくりこないなー、けどなんでマネージャーっぽいロールを引き受けようと思ったんだっけ? と考えているうちにこういうことかな? と一応の決着を見た。