つかっているアプリなどについては i use this で随時アップデートするので、そちらをご覧ください。
Macを買ったらセットアップのメモとかを書くのが古来よりの習わしになっているようなので、書き記すことにします。
System Preferences
Dock
- サイズを最小化
- 拡大を有効にして、拡大率を最大に
- 右に配置
- 自動的に隠す
Exposé & Spaces
- ExposéとDashboardのホットキーをすべて無効に
- ホットコーナーの右上にスクリーンセイバーの起動を割り当てる
- Spacesを有効に
- 3 x 3 = 9 spaces
- アプリケーションを切り替えたときに、属するワークスペースへ移動する
Language & Text
- 文書ごとに入力ソースの状態を保持
Security
- Firewallを有効に
- スクリーンセイバーから復帰したらすぐにパスワードを尋ねる
- 自動ログインを無効に
Spotlight
- ショートカットキーを無効に
Keyboard
- キーリピートを最速に
- F1, F2などを通常のファンクションキーとして使う (ちょっと意味がわかりづらいけど、ディスプレイの輝度調整をするのにfnキーを必要とする設定にする)
- フルキーボードアクセスを有効に (Tabキーでボタンとか、すべてのUIコントロールを移動できるように)
Bluetooth
- 無効にする
- メニューバーから除く
Sharing
- コンピュータ名を変更する (僕は佐倉杏子ちゃんにちなんでapricotにしました)
Software Update
- 毎日更新をチェックする
新たに入れたアプリケーション
- Growl - 汎用通知システム
- AppCleaner - アンインストーラ。無駄にアニメーションが凝っている
- 1Password - パスワード管理
- Flip4Mac - Windows MediaをQuickTimeで観られるようにするためのコンポーネント
- Last.fm - Last.fmのクライアント
- Skype - チャット
- LimeChat for OS X - IRCクライアント
- Perian - QuickTimeの拡張コンポーネント、FLVとか観られるようになる
- SIMBL - Cocoaアプリケーションの拡張ライブラリ
- Gyazo - スクリーンキャプチャ
- MacVim Kaoriya - MacVimにいろいろべんりパッチがあたっている
- Gmail Notifr - Gmail (Google Appsのアカウントもいける) をGrowlで通知してくれる
- OnyX - いろいろ設定できる
- iWork - オフィススイート。MS Officeなんてほとんどつかったことないし、べつにiWorkでもいいでしょ、みたいなかんじ
- Adobe Lightroom - 写真管理・現像。UIがすごく練られている。学割だと1万円もしないで買えるのでお得。
KeyRemap4MacBook
設定項目が豊富なリマップアプリケーション。配列自体はほとんどUS配列のままでもいいかんじなのですが、後述するSKKを使うためにSandSができないとつらいとか、いろいろあるので必要です。
インストールしたらSystem Preferencesにペインが追加されているので、そこからいじります。
- Swap Semicolon and Colon
- Shift_L to Escape
- Space to Shift_L (+ When you type Space only, send Space) + [KeyRepeat]
AquaSKK
Mac OS Xむけに開発されたSKKで、OS XでSKKを使うならこれがいいかんじ。
ただ、デフォルトの入力モードのアイコンがイケてないので、ことえりからパクってくる。
~/Library/Application Support/AquaSKK にファイルを置いてあげると上書きしてくれる。*1
- AquaSKK-Hirakana.png
- ひらかなモード
- AquaSKK-Katakana.png
- カタカナモード
- AquaSKK-Jisx0201Kana.png
- 半角カナモード
- AquaSKK-Jisx0208Latin.png
- 全角英数モード
- AquaSKK-Ascii.png
- ASCII モード
ことえりのアイコンは /System/Library/Input Methods/Kotoeri.app/Contents/Resources 以下にあるのでコピーするなりシンボリックリンクを張るなり。
AquaSKKしかつかわないので、"AquaSKK統合" 以外にチェックを入れる。
Mozilla Firefox
後述するVimperatorという世界で唯一の真なるブラウザのためのランタイムでございます。Macへ移行するついでに4.0に移行。
MacBook Proになってパフォーマンスが劇的に向上したのに伴って操作感も向上して、ますます優秀なランタイムエンジンになったな、というかんじでございます。
Firefoxはどんどん最新鋭のコンピュータリソースを必要とする意味で最先端を走っているのかもしれない。
あとは本命のVimperatorをインストールするのみでございます。
ツリー型タブはいろいろごたごたがあったにも関わらず、Minefieldにいちはやく対応していったアドオンのひとつで、ほんとうにありがたく、また頭の下がる思いです。
Vimperatorのプラグインについて。
- _libly.js - 便利ライブラリ。ほかのプラグインが依存している。
- access_hatena.js - はてなの各種サービスにかんたんアクセス。ユーザ名をどんどんおぼえて補完がらくになるのがべんり。
- asdfghjkl.js - ヒントモードのヒントは数字で入力するのですが、いちいち最上段のキーまで指を伸ばすのはめんどう。1から0までが順にasdfghjklに対応します。設定で対応するキーを変更できるのでべんり。
- copy.js - URLとかタイトルとかいろいろコピーしまくる。コピーする内容をJSできめ細やかに設定できたりするので、URLの正規化とかもできてべんり。
- direct_bookmark.js - コマンドで一発ブクマ。クロスポストもできる。タグも補完できる。べんり。
- feedSomeKeys_3.js - Gmailとかlivedoor ReaderとかWebページが独自のキーバインドを持っていてるときにVimperatorと競合する問題を解決する。特定のページで特定のキーをVimpが無視する (Webページにそのままキーイベントを送る) ことができたりする。
- gmperator.js - GreasemonkeyのCUIを提供する。でもあまり使っていない。
- ldrize_cooperation.js - LDRizeとVimperatorはキーバインドなどですごく相性が悪いので仲良くさせるプラグイン。
- lookupDictionary.js - 辞書をひきまくってVimpのメッセージ領域に結果を出力する。でもOS XになってDictionary.appというべんりなアプリケーションがあるので、どうだろう、ってかんじになりつつある。それ以外の環境ではすごくべんり。
- sbmcommentsviewer.js - 各種SBMでのコメントが見れる。これもVimpのメッセージ領域に出力するのでポップアップを閉じたりする手間がなくてべんり。
- statusline-toolbar.js - Firefox 4以降向け。いままでステータスバーにアドオンのアイコンとかいろいろあったのだけど、それがアドオンバーというものに分離したらしい。それをFirefox 3以前のようにステータスバーに統合するかんじっぽい。
- stella.js - ニコニコ動画とかの再生UIなどをCUIから操作できる。ヤバイ。
- tombloo.js - CUIでTomblooを操作できる。livedoor Readerでフィードを読みながら即reblogとかできる。ヤバイ。
- twittperator - Vimperatorで動くTwitterクライアント。恐るべきことにStreaming APIにも対応しているらしい。Twitterクライアントを起動するのもめんどくさいときとかにべんり。
入れているUserJSなど。
いわゆる三種の神器に加えてLDRizeを使いやすくするスクリプト。
Quicksilver
言わずとしれたランチャ。もはやただのランチャではなくなっていて、あらゆることをキーボードから操作しよう、みたいなアプリケーションになってる。
ランチャ単体の機能を鑑みればほかのアプリケーション (Alfredとか) でもいいんだけど、Quicksilverにはトリガーという機能があって特定のアプリケーションをホットキーで呼び出すことができる。とてもべんりなので、ほかのランチャには移れない気がする。
- Firefox.app
- Cmd-`
- LimeChat.app
- Cmd-[
- Twitter.app
- Cmd-]
- Gyazo.app
- Cmd-Shift-\
- MacVim.app
- Cmd-'
こんなかんじのホットキーを割り当てている。
Twitter for Mac
Twitterクライアント。もともとtweetieという名前だったのが公式に買収されてTwitter for Macとしてリリースされている。iOS向けにも開発されていたりして、L&Fとかが統一されていてよいかんじ。
tig.rbがあるからべつにGUIクライアントはいいかなー、ともおもったのだけど、Androidでtwiccaをつかっていて、アイコンがあるのも風流だなあ、とおもったのでちょっとGUIのクライアントを使ってみようか、という気になった。
ほかにも夜フクロウとかEchofonとか試してみたのだけど、やっぱりTwitter for MacがUIが垢抜けている印象だった。Vimみたいにj/kでpostを移動してfでふぁぼったりできるのがいい。
Visor
Terminal.appをいつでもどこでもホットキーひとつで呼び出せるようにするSIMBLのプラグイン。
Terminal.appの設定プロファイルにVisorが追加されるので、それを編集してあげる。ちゃっかりANSIカラーをいじることができるようになってたりする。
ホットキーを Cmd-: にして、Bottom-stretch で下からうにょんと飛び出すようにしてある。
ワークスペースを越えて呼び出せるのでとてもべんり。
2週間ほどつかってみて
3世代前のコンピュータを粛々とつかっていた自分にとってMacBook Proはなにもかも速すぎてやばい。
OS Xはけっこう不安定だよ、って脅されていたのですが、Ubuntuよりずっと安定していて使いやすい印象で、なんら問題ないです。
スリープへの移行と復帰が爆速でよほどのことがない限り電源を落とさないかんじで、そうだよ、こんなコンピュータがほしかったんだ……というかんじ。
ただ、Terminal.appとAquaSKKの相性があまりよろしいかんじでなかったりと、まったく問題ないというかんじではないけれど、まあターミナルで日本語入力しなければいいかな、といったかんじで割り切って使っております。
もっと使っていくうちにいろいろ気がつくところも増えてくるかもしれないけど、まあたぶんパーソナルコンピュータはこれからもMacを使いつづけるでしょう。
*1:参考: [http://sourceforge.jp/projects/aquaskk/wiki/%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%BA:title]