以下は過去の社内LT大会で発表した時の資料です。
友人とOKRの話になって思い出したので発掘しました。
趣味にOKRを取り入れてみた感想としては、とても遠い・あるいは抽象的なゴールに向かう際に「まず何をやればいいんだろう」と道筋を立てるためのフレームワークであり、またゴールにどれだけ近付けたかを観測するためのフレームワークでもある、というものです。
Objectiveがゴールで、Key resultsがパンくずのようなイメージを持っています。Key resultsを達成できたかどうかはパンくずを拾ったかどうかといえるでしょう。
今日する話
スマブラと私
- 強くなりたい!
- 勝てると楽しい、負けるとイラ……イラ……
- 強いプレイはかっこいい
- コンボがちゃんと決まる
- 動きが早い
- 大胆な判断
スマブラのオンライン対戦と問題
- レートマッチみたいな仕組み
- ルールがいわゆるガチルールに統一されていない
- あくまで「優先ルール」という扱いなので、アイテムありのワイワイルールの人とマッチしたりする
- 一期一会なので、負けた相手と連戦して対策を積むことが難しい
- プレイヤー毎ではなくプレイアブルキャラクターごとのレートなので、かなり格上のプレイヤーが使う別キャラとあたることもある
- プレイヤーの回線品質がまちまちでめちゃくちゃラグい人とかがいる
- 勝っても負けても成長の糧となりにくい、ストレスが溜まる
コミュニティに入る
- スマブラプレイヤー・配信者のYouTubeメンバーシップに入っている人が参加できるDiscordコミュニティがある
- いわゆるガチ勢が集まっている
- 回線の品質が高い
- 一貫したルールで対戦できる
- 連戦できる
- 自分よりちょっと格上の人とマッチングできる
勝てない
- 勝てない!!!
- コミュニティにいるのはスマブラ大好きな学生がほとんど
- かけられる時間の量で勝てない
- 恋に仕事に大忙しな社会人が勝つには 効率を極めるしかない
OKR
- Objectives and Key Results
- 目標と成果指標
目標は、場合によっては若干気後れするくらいの高いレベルに設定します。 成果指標は、数値化して測定し、簡単に評価できるようにします(Google では 0~1.0 の範囲で設定しています)。
from https://rework.withgoogle.com/jp/guides/set-goals-with-okrs/steps/introduction/
設定した目標
- 1年以内にコミュニティのプレイヤーAさんにBO5で勝つ
- プレイヤーAさんは良くコミュニティで対戦してくれる格上の方
- BO5 = Best of 5; 3本先取で勝敗を決める方式
- BO3と比べて運の要素が減る = より実力が出やすい
- これまでの戦績: BO3どころか10戦やって1本取れるくらい
指標
- 戦績
- 週あたり2本は取る
- プレイ
- コンボ精度を高める
- コンボAを1試合あたり5回試行する
- 成功確率を80%以上にする
- コンボB……
- コンボAを1試合あたり5回試行する
- etc.
- コンボ精度を高める
余談: Notionの活用
1年やってみて
- 結果的に未達だったけど得るものは多かった
- 細分化した成長指標ごとに振り返ることで「これはできた」「これはまだまだ」という成長の足がかりが得られる
- 「これはできるようになったじゃん」と自分を励ます
- 各指標は目標より向上・改善する難易度が低いのでインクリメンタルなフィードバック・手応えを得やすい
- e.g. コンボの精度が50→80%に上がったぞ!
- 実際は1ヶ月、四半期、半年ごとに振り返っています