せっかく ltsv.io にはテストがあるので CI でビルドできたらいいと思っていたので、Travis CI のドキュメントを眺めてみたところビルドは10分でタイムアウトする制限がある以外にはかなり自由にビルドを行えるようだった。
Travis CI の環境をみるとデフォルトでセットアップされているミドルウェアや言語のランタイムなどがわかる。
Io はランタイムがデフォルトでは用意されていない。残念。
しかし、なければビルドすればよい。
Io は VM そのものがとてもコンパクトで言語の核となる実装以外はアドオンというかたちで含まれており、またアドオン含めてもさほど多くない依存ライブラリのみでビルドすることができる。
Travis CI で Io をビルドするにあたって特にむずかしいことはなくて、README の INSTALLING を読めば手順が書いてある。cmake が必要だけど Travis CI ではインストール済み。
さほどハマることもなく Io で書かれたプロジェクトを Travis CI でビルドすることができた。
Travis CI は Travis CI をセットアップするための cookbook を公開しているので、Pull Request を送ったら Io が Travis CI のデフォルトの言語ランタイムのうちのひとつに加えられるかもしれない。
以下、参考まで Travis CI にまつわるファイル。